ツムツムのヒットの舞台裏が知りたい!

2014/3/24公開のポッドキャスト、
週間日経トレンディでチェックされていた「ツムツム」。
まずはお手玉みたいなかわいい人形として
ディズニーストア限定で売りだしてヒット。
その後LINEとタイアップしてゲームを発表したところ
62日間で1,000万ダウンロード突破
とんでもない勢いです。
恐らくこのゲームでは他のソーシャルゲームと比べて
LINE連動している分リセマラ※は少ない思いますので
純粋なダウンロード数に近いと思われます。
(※アプリを何度も削除とインストールを繰り返すことで、
 初期ボーナスのでレアキャラを取得するためのテクニック、
 リセットマラソンの略。
 検索すると色々とでてきます。)

果たして実態はいかに、ということで、
週末に神戸のディズニーストアに行ってみると、
写真 2 (4)


いましたいました、ツムツム。なかなかかわいい。

店員さん曰く、売れに売れてミッキー、ミニーが次回入荷未定とのこと。
ほんまかいなと思いつつ、
息子のおもちゃにでもと2体買ってきました。

写真 1 (3)

確かに、Sなら本体価格も500円でちょっと添え物のギフトにもちょうどいいし、
ファンがコレクションするために限定柄が出る度に
ディズニーストアに通ってしまうのも頷けます。
収集心も煽っているのですね。
ここは既存のディズニーのファン層(ここだけで充分幅広い)を中心として、
広がっているのでしょう。

そしてスマホゲーム。
今までも数々のヒットゲームを作ってきたLINEですが、
ゲームバランス、操作感は問題のないパズルゲーム。
LINEPOPなどのノウハウが生きているのでしょうか。
そして友達のスコアを見せて競争心を煽ったり、
ゲームに必要なハートをお互い送り合って交流したり、
一時期mixiで流行ったサンシャイン牧場の要素もありつつ
ゲーム自体はやりこみ要素も多い、非常に面白い出来になっています。
ビギナーからヘビーユーザーまで受け入れるバランスも見事。
これはしばらく流行るだろうなという感じです。

コンテンツの王様であるディズニーと、
今最も勢いのあるソーシャルプラットフォームのLINEが
どうやってタイアップすることになったのか?
そしてなぜここまで効果の高いシナジーを生み出すことができたのか、
とっても興味あるのですが、
今調べてもゲームの攻略サイトばかり引っ掛かる状態です。
日経ビジネスとか、どこか大手メディアが密着してくれないでしょうか?
非常に気になります。

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株式会社ロンド工房 クリエイティブディレクター。商品の企画、製造、営業を行っている。てちょけん会長、ステラボP、K3事務局長など。