万年筆インクでお手軽グラデーション!Cartes de Coloriage(カルト ドゥ コロリアージュ)を万年筆のカラーインクで塗ってみました。はたして、どんな風に塗れるのでしょうか?

先日発売された、Cartes de Coloriage(カルト ドゥ コロリアージュ)は、高級画用紙を使用した塗れるポストカードです。
色鉛筆から水彩絵具、カラーマーカーなどあらゆる画材に対応していますが、中でもおすすめしているのが万年筆のインクで塗ることです。
と言っても、万年筆のインクで塗り絵と聞いてもいまいちピンとこない方もいらっしゃるかと思います。
そこで、今日は実際に私が塗ってみたところを写真でご紹介いたします。
「塗り絵といえば色鉛筆。それ以外で塗るのは難しそう。」という方にも、ぜひ試していただきたい塗り方です!

万年筆で塗り絵をするのに必要なものはこれだけ

写真の右上から時計回りに、

1.Cartes de Coloriage(カルト ドゥ コロリアージュ)
2.水筆
3.万年筆
4.万年筆インク

これだけ揃えば準備OKです!
水筆についたインクを拭き取るのに、ティッシュペーパーなどがあればなお良しです。
万年筆はつけペンやガラスペンでも代用できます。

早速塗っていきましょう!


1.まず、紙に水筆で水を塗ります。

塗り始めたいと思うところに水を塗ります。
インクを垂らすために塗るので、塗りたいところ全面に塗らなくても大丈夫です。


2.インクを垂らします。

先ほど水を塗った部分にインクをちょんちょんと乗せます。
濃さは後からでも調整できるので、最初は少なめで。


3.水筆でインクを伸ばします。

先ほど垂らしたインクに水筆を当てると、写真のように色が広がります。

紙の上を水筆でサッサッとはらうようにすべらせると・・・

ちょっとずつ色が広がってきました!
ポイントは、ガシガシと紙をこするのではなく、一方向に筆をはらうように動かすこと。
始点から終点までインクを運ぶようなイメージでやるときれいに塗れると思います。

4.さらにインクを伸ばしていきます。

最初に色を乗せたところから遠くなるのにしたがって、色も薄くなっていきます。


5.完成!

濃いところから薄いところへ、きれいなグラデーションが簡単につくれました!

これではまだ淡いのでもっと濃くしたい!というときには、1〜4の作業を繰り返すだけです。


今回は右に光源があると仮定して、右側を淡く、左側の影になっていそうな部分は濃くしてみました。
あとは皮膚がたるんでいそうなところも濃い目に塗って、立体感を意識しました。
イラスト自体の描きこみがガイドとなっていて、塗る時に迷わないのがうれしいです。

素人なので色々とおかしなところもあるかもしれませんが、それっぽくなったのではないでしょうか?
色鉛筆とちがって力加減で色を調整しないので、初めての方でも取り組みやすいと思います。
実際に塗っている動画もご覧いただけますよ!

自分流の塗り方を見つけてみてください。他の人の作品はインスタグラムでご覧になれます

あれから、まわりの草花も塗ってみたりして。

今回ご紹介したのは私流の塗り方なので、研究すればもっときれいに塗る塗り方や、ユニークな塗り方が見つかるかも!
できあがった作品は、どしどしインスタグラムにアップいただけるとうれしいです。
タグはこちら! →#cartesdecoloriage
すでにたくさん作品がアップされているので、また違った塗り方を見ることができますよ。

みなさんの力作をお待ちしています!

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「万年筆で塗り絵」について
「万年筆で塗り絵」プロジェクト


商品の紹介はこちら 商品紹介:カルトドゥコロリアージュ