こんにちは、むーすです。
前回の投稿ではギリギリ大学生だった私も、ついにこの4月1日に新入社員となり、正式にロンド工房の一員になりました。
入社するにあたり、大学4年間のモラトリアムが終わるさみしさはありました。やっぱり最大2ヶ月もある長期休みがなくなってしまうのは惜しいです、惜しすぎます。
しかし、ロンド工房に入社が決まってからの半年間、ずっとアルバイトとしてインターンさせていただいていたおかげで、割りとすんなりと社会人になることを受け入れられたと思います。
働くことにネガティブにならず、前向きなきもちでスタートを切ることができるというのは、すごく大切なことであるような気がします。
明日も仕事でつらいなあ、ではなく、明日も一日頑張ろう!と元気に毎日を過ごしていきたいです。
そういうわけで、今回は新入社員になって一回目の投稿です。
この記事を書くにあたって使用する写真は何がいいかなあと考えたところ、真っ先に桜が思いつきました。新入社員といえば春、春といえば桜。安直です。
そういうわけで、会社の近所の公園で桜を撮ってきました。
すっかり春の陽気の中、どの桜もきれいに咲いていました。やっぱり咲いている桜は見ていて癒やされますね。
そう、咲いている間だけは。
私が小学校1年生だったころ、近所の公園に出向いて自然観察をするという授業がありました。
授業の内容はあいまいにしか覚えていませんが、きっと公園に生えている草花や木を観察していたんでしょうね。まつぼっくりが落ちてくる木が生えていたので、その木の下でみんなが楽しそうにわいわいやっていた記憶があります。
その公園には、いつも公園がきれいに保たれるように管理してくださっている方がいらっしゃったのですが、その日も私たちを出迎えてくださいました。普段は寡黙で黙々と掃除をされているおじさん、この日は小さな子どもたちが来ている手前、もっとまつぼっくりを落として喜ばせてあげようと思ってくださったのでしょう。突如、手近な場所に生えていた木を揺らし始めました。
すると、落ちてくる落ちてくる。まつぼっくり・・・と大量の毛虫が。
児童みなの歓声が悲鳴に変わりました。
揺らしている当の本人は毛虫が落ちてきているのに気づいていなかったようで、私たちの頭上にはとめどなく毛虫が降り注ぎました。昔「スペースインベーダー」というゲームがありましたが、さながらあれの砲台になった気分でした。ゲームオーバーがあればこの地獄から解放されるのですが、現実は無情です。
まつぼっくりは軽くて硬いので子どもたちにぶつかってもすとんと地面に落ちていきますが、毛虫は違います。私たちの頭や肩に落ちたら落ちっぱなし。私はものの見事にその毛虫シャワーを浴びたら浴びっぱなしになってしまったのです。
そこからはよく覚えていません。泣きながらとぼとぼと学校に戻ったのか、まわりにクラスメイトは誰もおらず、いるのは校庭でスケッチ中の高学年の生徒のみでした。もちろん肩には毛虫が乗ったままです。
その時一人の生徒が私の姿に気づいてくれ、みんなでわーきゃー言いながらスケッチに使っていた鉛筆で、毛虫を払ってくれました。一件落着です。
そんなこんなで、私は桜があんまり好きではないのです。
そうなんです、完全にとばっちりなんです。
でも、毛虫が己に取りつくことを許した桜を、私は許せませんでした。
毛虫がつくのは桜に限った話ではないんですが、開花時とのギャップ、身近なところに生えている、開花が終わると桜並木が毛虫並木になる点で、他の樹木とは比べ物にならないほどのヘイトを稼いでいます。おまえがナンバー1だ!!
こんな事情がありまして、私は一線引いて桜を楽しむことにしているのでした。
毛虫から身を守ることはできませんが、
「あ、名刺が足りない!」「名刺入れを持ってくるのを忘れた!」
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薄型なので、肩についた毛虫もそっと払うことができるかも・・・?