昔から、個々に光る能力を持つ個人や会社を
うまく間を取り持ちながらビジネスを大きくしていくという職種が存在します。
ブローカーや仲買人という言葉は
あまりいい響きではないかもしれませんが、
コーディネーターというと
途端に聞こえが良くなるのが不思議です。
大企業がこれを行うのが商社ですね。
ITと物流が普及した現代では
「商社不要論」などというものも言われておりますが
IT化によって情報が爆発している現在だからこそ
それらをコーディネートして
一つの道を作ることができる人間が必要なのです。
思っているよりも、
みんな混乱しているし、
何がいいか決めるのが面倒になっているから。
結局は口コミや大手マスコミの意見が強いのは、
発信源が明確で、
自分で考えなくても正しい情報を教えてもらえると
考えられるからでしょう。
目利きができて、
光る種を見つけて
それが芽吹くための道をつけて
人の動きを活発にして花開かせる。
自分の目を鍛えるためには、
よく街にでて、観察して、
時には旅に出て、人と話して、
どんなことでも貪欲に吸収して
情報のシャワーを浴び続ける。
そんな主体性が必要になっています。
忙しさにかまけて、
インプットが衰えると目利きが弱まります。
ちょっと時間をとって、
花見でもしながら自然を感じたいものですね。