小さくすることでシンプルになることもある〜ブラウニー手帳2017、私はレギュラーを使います。

今年はレギュラーに帰ってきました。

2017年のブラウニー手帳は11月から使えます。

2017年版のブラウニー手帳、
今年から使える期間が1ヶ月増え、11月より使えるようになりました。
私個人的にも使うようになって8年目(途中浮気もありましたが)。
昨年はダイナリ―の発売と共にA5スリムサイズに移行しましたが、
2017年版はレギュラーサイズの文庫サイズに戻すことにしました。
万年筆が使えるようになったので、使用するメイン筆記具もお引っ越し。
LAMYのトリオペンから、LAMY SAFARIの万年筆です。

brownie2017_2

左が2017、右が2016。
こうやって見るとレギュラーはとても小さく見えます。

大きいサイズによるメリット、デメリットを感じた1年間

多くのユーザーのお声に応えて
2016年版から登場しましたブラウニー手帳ダイナリー。
A5スリムという流行りのサイズ感ということもあり、
おかげさまでレギュラーサイズと同じくらい好評をいただきました。
私も喜び勇んでダイナリーを使っていたのですが、
使用していくうちに自分には合わないかもな…と感じることが増えてきました。

ダイナリーのメリット
1、たっぷり記入できる
2、A4サイズの資料を三つ折りで一緒に持ち運べる

ダイナリーのデメリット
1、大きいので広げるスペースが必要
2、大きいので重い
3、大きいのでカバンの中でかさばる
4、大きいからヨコタテ使いしにくい

もともと、私にとっての手帳はTodoリストで、
ヨコ使いでTodo、タテ使いは雑記帳にしていました。
手帳は開いてなんぼなのですが、
デメリットが増えてくると開くのも億劫になってくるという悪循環…
もっと手帳にたっぷり記入される方にはダイナリーの方が良いのでしょうし、
実際の記入例を見ていても
ダイナリーのサイズを十分に活かしている方もたくさんいらっしゃいます。

去年のダイナリーを一番書いているページを出してきたのですが、
それでもTodoの項目同士にはスペースがあり、
タテ使いで無理やり書いている感じ。
(写真は多少ぼかしています)
brownie2017_4

使い始めた2017のレギュラーサイズ。
Todo同士にスペースはないのですが、十分読めます。
brownie2017_3

自分の習慣と、手帳に任せたい機能によってサイズは選ぶ

一般的に手帳に書く内容は、
1、スケジュール
2、ToDo
3、アドレス帳
4、ノート
の4項目に大別されると言われていますが、
スマートフォンの普及でそれぞれの役割が分担されるようになってきています。
特に3の機能はほとんど使われていなのでは?
代わりに 5として日記の機能を手帳が代用するようになってきています。
いわゆるライフログですね。

私個人的には、1、3は完全にデジタル派で、
2はグループウェアと手帳を併用。
4もEvernoteとその辺の紙を併用しています。
ライフログもあまり取っていまっせん。
ダイナリーにするにあたってライフログでも書こうかと思っていたのですが
続きませんでした…。
自分の使い方的には、レギュラーサイズがちょうどよかったということでした。

それでも、手書きの手帳が良いなと思う理由
以前館神龍彦さんのお話をホジラジで伺っていて、
非常に共感したのが
手帳の「習慣化」という機能について。
デジタルは簡単に変更できて共有できるのがメリットなのですが、
その分、自分自身に対する約束感が薄く、
ついつい先延ばしにしてしまうというデメリットがあります。

手書きという行為が持つ独特の感覚を
強制力として活かそうというのが「習慣化」ということですね。
私はこれをTodoに応用して使っています。
デジタルツールの時よりは積み残しが減ったかな…?とは思います。

今年も試行錯誤しながら、よりよい手帳との付き合い方を考えてみようと思います。

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株式会社ロンド工房 クリエイティブディレクター。商品の企画、製造、営業を行っている。てちょけん会長、ステラボP、K3事務局長など。