今回の記事が遅くなったのは、ここまで至る道程がとても大変だったからです…。
ガラスタイルの接着
前回、キッチンカウンターの形を作るところまでお届けしましたが、
キッチンカウンターをDIY中〜行き当たりばったりDIY①設置編
ここまではプラモデル感覚で作っていくことができました。
天板に使われているパイン集成材はこのままだと水に弱いので、早めに処理をしないといけません。
数日後、ガラスタイルを貼ることに決めて購入。
試しに置いてみると、とても綺麗で良い感じです。
イチから貼り付けていくのは大変なので、メッシュ状になっているものを選びました。
メッシュなので、ハサミで切れます。サイズを合わせてチョキチョキと。
端はメッシュのまま垂らすことができるので便利です。
そして、接着、目地処理の時に壁を汚さないようにマスキングテープで周囲を保護します。
角の処理はまだよく決まっていませんが、とりあえずくっついたままにしています。
サイズの確認が終わったら、いよいよ貼り付け作業!手についたら取るのが面倒そうだったので
透明手袋とヘラを百均で購入。
今回使う接着剤はこちらです。ガラスタイルを購入したサイトで勧められていたやつ。ペースト状で、垂れにくいので垂直面にも使いやすかったです。ただし、すぐに固まるのでスピード勝負。
外袋を開けるとこんな感じ。紙粘土みたいです。
ヘラでできるだけ平らになるように接着剤を伸ばしていきます。こうやって1枚まるまる貼り付けられるところは比較的簡単。
端には垂直に塗らないといけなくて、なかなか難易度が高いです。
端の垂らしていたところはカッターで切断。タイル同士が重なるようにします。
順調に端まで進めていきます。接着剤にタイルをつければ垂直の面でも落ちるということはありませんでした。
で、ここで問題が発生。サイズを測った時はぴったりだったはずの天板が、端の処理をするためにタイルを重ねたせいで余ってしまいました。
1チップは20mm角で、ちょうど10mmほどのずれ。陶器製タイルなら砕いて合わせたりしているらしいのですがガラスは危ないし、ここを余らせてしまうと
目地のスペースが大きすぎて不格好になるし、もう1列ガラスを置くと今度は5mmほど手前に出てしまうし…。
非常に悩みました。
そこで結論。
せっかく天板を板で作っているんだから切ってしまえ!
ということで何年かぶりにノコギリを使いました。
ずんずんと切っていきます。おがくずが飛ぶよ〜。
家の中でやるには非常に気が引けますが、あとには引けません。
素人施工でガッタガタ。
そして、カンナの登場。
ノコギリもカンナも中学校の木工の授業で使ってたやつです。
よくまだ使えるよな…。
というわけでなんとかサイズ合わせに成功。キッチンの手前側はいちばん毎日目にするところなのでできるだけそれっぽく仕上げたいと思っていたのでなんとか形になりそうです。
ここまで、タイル貼付け行程だけで数日かかりました。
平日の仕事終わりにちょこちょこと進めていたので大変でした。
天板に関して、今回は簡単にカットできたから事なきを得ましたが、
下地を加工できない場合、小さな5mm〜10mm角のガラスタイルも販売されています。私は後に百均で販売されているのをみて
早く気付けはカットせずに済んだのに…と若干後悔しました。
このへんはネットだけじゃなくて、ホームセンターや百均、手芸やさんの店頭をあたってみるのもいいかもしれません。
目地加工について。間に時間を置いてしまい大失敗。
最終仕上げとして、メッシュタイルの間を目地材で埋めていきます。
タッパーの中に目地材の粉を入れて
練り練り。
そのままドロっと。ちょっと心配になります。
全面になじませて、あとは乾くのを待ちます。
時折表面をスポンジで取ったりしていたのですが、キリがないなと放置。
縦の部分は、下にマステを貼って垂れないようにして溜めていきます。
ここで問題発生。
本来であれば乾燥指定時間の2−3時間で拭き取り作業をすれば綺麗に取れるはずかが、
疲れていたのでまる一日置いてしまったのです。
表面の目地材がガッチガチ。
スポンジの硬い方や、メラミンスポンジで掃除をしていきますがめっちゃ大変になってしまいました。
大変すぎて画像を取り忘れたのが辛いところですが。最後はノミを使って割りとるような感じでなんとか掃除が完了。それなりに見られる状態になりました。
本当に、乾燥時間は注意したほうがいいです。