dünnの革を活かしたものづくり。この革を活かしたものづくりを行うにあたり、
カードリッジの次に取り組もうと思ったのは「重くて厚いもの」に対する挑戦でした。
一般的に発売されている本革製ダイアリーカバーは
ポケットやペン差し、その他多くのギミックを盛り込み、
フルスペックで大きく重く、かつ価格も高めになる傾向がありました。
「いつも持ち歩く手帳だからこそ、上質に、軽やかに持ち歩きたい」
この思いを実現するために、dunnブランドでの商品開発を行うことになりました。
A6サイズは、ロンド工房が販売を行っている「ブラウニー手帳」と同じサイズ。
そして、A6サイズというのは文庫本カバーにもなるサイズ感になっています。
タテのサイズが微妙に異なる文庫本に合わせるため、
ダイアリーのタテは150mmと少し長めに設定しています。
ブラウニー手帳を入れると上下に1mm程度余る感じですが、
全体が薄く軽いので
持った感じが非常に軽く、「賢そうな」シルエットにみえます。
背丈が高めな文庫本でも大丈夫。
厚みは1cm程度まで対応しています。
見開いたところの曲線にもこだわりがあります。
継ぎ足しのポケットを作らないことで薄さを保ちながら、
クロソイド曲線を活かしたくぼみの中に
名刺やブックマークなどを入れておくことができます。
大切な相棒を、いつも身軽に軽やかに。
あなたの相棒は本でしょうか?手帳でしょうか?
※dunn.jpより転載