神戸インクでコロリアージュ!その15。万年筆で塗り絵を楽しんでみませんか?〜御影グレー、元町ルージュ、和田岬ブルー、北野オリーブグリーン編

カルトドゥコロリアージュ×Kobe INK物語×白瀬北斗のコラボ企画、第15弾!

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たくさんの人に「色で遊ぶことを楽しんでいただきたい」という気持ちをこめて、ご紹介いたします

この企画の準備を進めるにつれて、自分のなかで落ち着きつつあった万年筆への熱がじわじわと戻ってきているのを感じています。
かわいいイラストの上に鮮やかなインクが美しく塗られているのを見ると、「私も塗りたい!このインクが欲しい!」という気持ちがふつふつと湧いてきます。
このなんとも言えない高揚感をぜひ皆さんにも味わっていただきたいんです。
この企画が、カルトドゥコロリアージュ、KobeINK物語、白瀬北斗さんと、記事をご覧のユーザー様の橋渡しになりますように。
半年間続けてきたこのブログも残すところあと一回!
それではさっそくご紹介していきましょう!

Kobe INK 物語 No.10 御影グレー

一本目は、「御影グレー」。
見た目は紫がかったグレーです。
ラグジュアリーな印象の落ち着いたカラーが印象的です。

六甲山の麓に広がる落ち着いた空気が流れる山の手高級住宅街を少し赤みの帯びた暖かい大人のグレーで表現しました。

ナガサワ文具センター公式HPより引用

カラーインクとして使うと・・・。
(クリック、タップで拡大します。)

塗・白瀬北斗

すっかり紫色に見えますね。
インクが薄まったところの端々にグレーが見え隠れしています。

塗・白瀬北斗

あえてペンの後を残すように塗った壁紙の質感がおもしろいです。
まるで壁紙を貼っているかのようですね。

塗・白瀬北斗

淡い発色の中にも色んな色が見えています。
じわっとにじみ出たような塗り方です。

Kobe INK 物語 No.20 元町ルージュ

二本目は、「元町ルージュ」。
港にたたずむポートタワーの赤色。
くっきりはっきりした赤が目を引きますね。

ラ・ルーチェと呼ばれるモダンなアーチが存在感をアピールするショッピングモール、元町。
おの界隈を散策中に見え隠れするスタイリッシュで美しいフォルムが印象的な「ポートタワー」の目の覚めるような鮮やかなルージュカラーをインクで表現してみました。

ナガサワ文具センター公式HPより引用

カラーインクとして使うと・・・。
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塗・白瀬北斗

ポートタワーの赤が水に溶け出すとこんな感じに。
淡くなってもぱきっとした色味はそのままです。

塗・白瀬北斗

真っ白なセーラー服にラインを描き足すアレンジ。
発想しだいで色んな工夫を施せるのが楽しい。

塗・白瀬北斗

背景はインクの濃度や塗り方のコントロールでこんなにも表情豊に仕上げられます。

Kobe INK 物語 No.26 和田岬ブルー

三本目は、「和田岬ブルー」。
電車の塗装をイメージしたインク。
清涼感溢れるブルーです。

南端に位置する和田岬は、三菱重工、川崎重工などの工場が建ち並び、JR和田岬線は日中には運行がなく工場の方々の朝晩通勤ラッシュに走る少し珍しい路線です。
その和田岬線に走る103系電車の鮮やかなスカイブルーをイメージしてみました。

ナガサワ文具センター公式HPより引用

カラーインクとして使うと・・・。
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塗・白瀬北斗

夏の晴れた青空のような清涼感。
見ているだけで涼しくなれそうな爽やかさです。

塗・白瀬北斗

さわやかなだけでなく、濃く塗るとクールなブルーにも使えるようです。
赤みのないブルーなのですっきりして見えるんですね。

塗・白瀬北斗

ふちを白く残すのもかわいいですが、薄く色づいているのも素敵。

Kobe INK 物語 No.49 北野オリーブグリーン

四本目は、「北野オリーブグリーン」。
オリーブ色のインク。
オリーブをそのまま絞ったような、と言いたいところですが、
オリーブオイルは黄色でしたね。

かつて明治時代の神戸には、現在の北野山本通り周辺(現在の北野ホテル辺り)にオリーブ園が存在していました。
神戸は水捌けがよく気候も温暖でオリーブの栽培に適したエリアで当時から注目されていました。そんな魅力あるオリーブ園も、その後の神戸の街の急速な発展によりいつの間にか人々の記憶から消えていっていました。ところが嬉しいことに最近になって地域の市民から「オリーブ植樹は緑化だけでなく果実も利用できる」事に注目され街路樹や景観樹としても見直されてきました。最近では北野の街を歩くと至る所にオリーブの苗木の緑が生き生きとした新しい命を感じさせてくれます。
オリーブの魅力的なグリーンを表現しました。

ナガサワ文具センター公式HPより引用

カラーインクとして使うと・・・。
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塗・白瀬北斗

生命力溢れるオリーブグリーンで塗った草のモチーフは、どこか生き生きして見えるようです。

塗・白瀬北斗

インクの中の黄色がいい味を出しています。
ちょっと枯れたような仕上がりになるのがそれっぽくていいですね。

塗・白瀬北斗

白フチを残す時は丁寧に丁寧に。
細かくて大変ですが、こだわるほど仕上がりは美しくなります。

彩色を担当してくださっている、白瀬北斗さんについて

イラストレーター。指先ほどの大きさの豆本も作る。 2012年頃からKobeINK物語を用いてのイラストを描き始める。 透明感があり、ふわりとやわらかい癒し系のイラストが特徴。 →tii-book-ちぃ本-  豆本を販売するHPはこちら。 →Instagram  最新のイラストをご覧になれます。 →tii-book Facebook  出店されるイベントの案内はこちらで。イラストのまとめも。 ----------------
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