以前知人に教えてもらってから面白くて
ポッドキャストでずっと聞いています。
先日のEXILE ATSUSHIさんとの対談が非常に面白かったのですが、
宮﨑駿監督は、
「今の世の中は何を欲しているのか」という視点を持った
鈴木プロデューサーの要求に対して
応え続けてきたからこそこ30年もの長い間
第一線で活躍できた、のだそうです。
引退会見の「これからは好きなことをやります」というのは
なんとも深い言葉だったわけです。
ふと自分の周りを見渡した時、
「これは!」と思う光る才能を見つけて、
「今こういうことを世の中は欲しているよ」とアドバイスしたうえで
多くの人に届けられる形まで加工して提供する、というのが
今自分にできる一番のノウハウだと自負しています。
結果、多くの人が喜ぶ状況が生まれていることが
「売れる」ということなのでしょう。
究極の奉仕の心、なんですね。
どんな作家さんでも
「売れたい」という思いは持っているはずですから、
世の中とのフックを作ることによって
より多くの人が楽しく感じられる時間を作りたい。
そんな思いで仕事をしていきたいなと常々思っております。
現実はなかなか美しいことばかりではありませんが、
理想だけは気高く美しく、です。