メディアと音楽の関連とか、小難しいことを考えてみる。

テレビを見ている人、
ラジオを聞いている人、
PCでネットをする人、
スマホでSNSを見る人、
雑誌、新聞、もろもろ。
メルマガやYoutube、ニコ動や海外サイト。

いろんなメディアがあるなかで、
メディアによってその人の感度がどこにあるのかが
セグメントされるようになってきていると
最近強く感じます。

昔大学の授業で音楽社会学というのがあって(一応社会学部卒)、
主にロックは労働者階級やブルーカラーの代名詞であったという背景を全面に押し出しつつ、
時代を経て「共同体からの埒外」であったりとか、
「10代の反抗」とか、そういったものの象徴となり、
大衆化したあともスタイルとしてそれらを踏襲したり、など。
クラシックを聞く層やジャズを聞く層、ブルースを聞く層との違いも色々と見られて
面白かった記憶がありますが、
それらの象徴を具体的に定義していくことは、
マーケティングで言う「ペルソナ」に近いものがあります。

そして、超情報社会と言われる昨今、
人々が情報を得るメディアという手段そのものによって
人を定義していくこともできるんじゃないかと思っています。
本来持つ人間の多様性をあぶりだす際に
わかりやすいレイヤーがひとつ増えた、という感覚です。
ビジネス系のメルマガに登録するのは20−40代の男性がほとんど、とか
30代主婦はネットはほぼスマホでまかなっている、とか。

もちろん極論は良くないのですが。
別にネットを見ているからって急にアホにはなりませんし、
しかしマスコミが伝えない真実的なものを全て知り得てるわけでもない。
テレビや新聞を見ている人も、マスコミに一方的に支配されてるわけじゃない。
あくまでも、多様性の中の響きやすい部位を表面化しているだけなんだろうなと。

そうやってちょっと斜めからメディアのことを考えてみると、
自分が何をすべきか少しわかってきます。
誰に何をどうやって伝えるのか。
「自分」という存在をどのレイヤーで切り取って見せるのか。
目的とイメージをはっきりしないと。

というわけで、ブログって大事だよなと思ったので
これから頑張って書いていこうかなと思っております。

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株式会社ロンド工房 クリエイティブディレクター。商品の企画、製造、営業を行っている。てちょけん会長、ステラボP、K3事務局長など。