アートな商品のキャッチコピーを考えることは、想像以上に難しい作業でした。

今度はこんなものを作るんだよーとは聞いていて、
へえー楽しみだなーと思っていたのですが、
その新商品のコピーをまさか私が書くことになろうとは!
荒川さんから投げられたパスはコチラ

コピーとは何かと言いますと・・・

私が取り組むことになったコピー(キャッチコピー)とは、商品の売り文句のことです。
チキンラーメンの「すぐおいしい、すごくおいしい」とか、
LUMINEの「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」とか。
食い気と色気を前面に出したチョイスにしてみました(笑)

その商品によって得られる新たな価値観を提供し、それを見た人の心をゆさぶる。
あるいは「ああ、そういうことってあるよね、これを求めてたんだよね」と共感を呼び、
購買に繋げるために、コピーは書かれます。

コピーライター養成講座で学んだコピーのいろは

じゃあなぜ私がコピーを担当することになったかというと、
入社してからすぐに「コピーライター養成講座」に会社から参加させていただき、
それから10月の初めまで半年間通ってきていたからなんですよね。
ここでは毎週課題が出されるのでひたすら数をこなし、
講座では毎コマ入れ替わる講師からコピーを書くにあたってのコツなどを学びます。
半年間毎週続けていたことなので、多少はコピーを書くということに慣れてきたかなー
といった感じだったのですが、まさか本番(?)がこんなに早くやってくるとは思いもしませんでした。

とりあえず講座の内容を書き溜めたメモを引っ張り出し、
あらゆる講師の方のコピーの書き方を試していくことからスタートしました。
その商品がどういう商品なのかを、色んな視点から書き出したり、
その商品を使うことでユーザーが得られるメリットはなにかを考えたり、
その商品を他のものに例えるとなにになるか考えたり・・・。
コピーの素になりそうなことを片っ端から書き出していきます。
といってもまだまだ引き出しが少ないので、書ける量も限られてしまっているのですが・・・。

コピーを書くコツを使って実際に書いてみる

で、実際に書き出したものがこちら。
img_1351
一番下のものがアイデア出しのもの、上の二枚がアイデアを形にして書いたコピーです。
新商品に関するヒントが見え隠れしています。
それにしても、少ない。こんだけかよ!って自分でも思います(笑)
でも、これ以上出ない・・・。
これまで練習してきたコピーは性能がとがった商品のものばかりで、
アート作品のようなお題は初めてなので、どう切り込めばいいかわかりません。
講座の中である講師の方が、
「書けないのは書こうとしないから。自分の思いついた案を『つまらない』と決めつけて書かないのではなく、なんでもいいから数を書いてみること」
とおっしゃっていました。
その通りにしてこれだけしかないということは、単純に私の引き出しの少なさや視野の狭さが原因なんだと思います。
こればっかりは私の人間力を上げていくしかないですね・・・。
まだまだ物足りない気もしますが、ひとまずこの段階で提出。
一旦赤を入れてもらって、次はもう一度これを練り直す段階です。

果たして無事形になるのでしょうか。
次回に続きます。
新商品もじわじわご紹介していきますよー。