『大人の科学マガジン』の付録キット「小さな活版印刷機」で手作り名刺をDIY。楽しく遊べて仕組みが分かる!メリット、デメリットを挙げてみました。

活版印刷機が自宅で簡単に作れる…?そんなうまい話があるわけ…

あった!
こちらは、『大人の科学マガジン』の活版印刷特集号。
付録(というより、もはやメイン?)には「小さな活版印刷機」がついてきます。
説明書にしたがって組み立てると、両手のひらサイズのちっちゃくてかわいい活版印刷機が作れてしまうんです!
こういう組み立て説明書が苦手な私にもちゃんと作れるんだろうか…。
不安に思いながらもやってみました!

小さな活版印刷機の組み立てに必要なものはすべて付録の中に!ドライバーだって入っています。


この小さな活版印刷機の組み立てキットには、組み立てに使用するドライバーも同梱されているという用意周到さ。
自宅に工具のない人でも安心して取り組めます!
組み立てに使用した後は引き続き自宅用工具として活躍してくれそうな感じ。


説明書はこんな感じでイラストつきですごくわかりやすい。
にも関わらず、間違えまくってえらく時間がかかってしまいました。
その様子を動画におさめたのがこちら。


タイムラプスではぎゅぎゅっと圧縮されていますが、実際の所要時間は約50分くらいでしょうか。
つけるべきパーツをつけずに先に進んであとで外したり、パーツの向きを間違えてわけのわからないことになったりとめちゃくちゃやってますが、それでも一時間はかかりません。
本には30分で完成!とありましたが、こういうのが得意な人なら20分もあれば終わっちゃうかも。

両手に収まる小さな活版活版印刷機!早く刷ってみたい!!

そんなこんなで完成したのがこちら。
こんなにちっちゃいのに作りはしっかりしてて、期待が膨らみます。
早く刷ってみたーい!
レバーを引くとローラーがコロコロします。

刷り方も説明書に載ってあるので、さっそく印刷してみることに

と、その前になんと刷ろうか決めてなかった。
ここは弊社の看板商品である「CARDRIDGE」でいってみよう。
※文字の重複があるため、実際は「かあどりっじ」でお試し。

まずは板に文字をセットしていきます。
ひらがな

アルファベット

この版が標準装備。
これをぷちぷちと切り離していきます。バリはハサミでキレイにカット。
セットしたらこんな感じに。
ここで注意するのは文字の並び!
向かって右から左へセットしてくださいね。

台に紙をセットし、スポイトで水を落として台に貼り付け。
ここにインクを載せます。

付録に付属のインクは黒のみ。
これがなくなったら水彩絵具で代用できるそう。
金色や銀色の絵の具を使って刷ってみたいな。

のっけたインクをローラーで広げます。
ねりねり。どう見てもインク足りてないけど大丈夫?
とりあえず版をセットしてインクを乗せてみます。

で、レバーを下におろしてこれを紙に押し当ててやると…。

あれ…?
再挑戦してみます。

へたくそ!!
おそらくスポイトで垂らした水が少なかったのが敗因らしい…?
インクと水を追加して再挑戦。

「か ど っじ」
こんな風に版がついてきちゃうので、誌面では両面テープで接着することがおすすめされています。
なんやかんやあって、刷れました!

文字全体が均一な太さではなく、かすれがあったりインクが多めについたりしているゆらぎ方が「っぽい」!
版は同じだから形は同じでも、刷り上がりが毎回違うから、これってもう一点ものですよね。
このかすれ方がいい!とか、インクがおおすぎてボテッとなってるのがたまらん!とか、文字ひとつひとつに愛着を持てる感じがします。

と、こんな感じで楽しく遊べるのが、小さな活版印刷機!
話を聞くより、実際に自分で刷ってみると機械の仕組みがよくわかって面白いですね。
百聞は一見にしかず、って感じ。

活版印刷のメリット、デメリットが見えてきた

このように刷り上がりは一枚一枚異なり、味わい深く大変素晴らしい活版印刷ですが、実際に刷ってみるとわかるデメリットも実感しました。
なんと言ってもめんどうくさい!
ちょっとしたグリーティングカードなんかを作るときには最適でしょうが、これを名刺のアクセントにするとして100枚単位で刷るとしたらどうでしょう。
…とてもじゃないけどやってられないですね。
均一にインクを載せて、版がズレないように気をつけて毎回同じような刷り上がりになるように、延々と刷り続けるというのはかなり大変です。
また、付録の活字セットだけでは重複した文字を刷ることができません。
これの対策として「ひらがな」「アルファベット・数字」のセットはそれぞれ750円で追加注文することができるようです。(2017/12〜)
(インキローラーも2本セット500円で注文可能。2018/01〜)
ということで、この付録を使ってわかったメリット、デメリットをまとめてみました。

メリット

・手作り感あふれる、仕上がりのあたたかさ。
・パッと見たときのインパクトが大きい。
・1点ものの作品が作れる。
・自分で刷るので製版代が安い。
・消しゴムはんこでカスタマイズできる。

デメリット

・量産性に欠ける。
・印刷がズレる。
・作業が細かくて煩雑。
・文字数が足りない。(追加注文可)

遊びながら学ぶ分にはとても楽しいですが、お仕事などで使うには厳しいと思います。
でもこの仕上がりは、手書き文字とはまた違ったあたたかみがあります。

また、この小さな活版印刷機でおもしろいのは、消しゴムはんこを組み合わせられるところ。
本誌には、消しゴムはんこを使ってさまざまな表現をしている実例が載っています。
表現の幅が広がりますね!

できた名刺はカードリッジに入れて保管

せっかくなので、弊社で販売している名刺入れに刷ったものを入れてみました。

もしもというときのために手帳やお財布に予備の名刺を入れている方って多いですよね。
でもいざ使おうとすると汚れが紙に移って真っ黒になっていたり、角が折れてしまっていたり、とても使えるような状態じゃなくなってしまうというのもあるある…ですよね。
そのお悩みを解決するために生まれたのが、この「CARDRIDGE dünn(カードリッジデュン)」です。
素材は牛革を職人の手で一枚ずつ丁寧に漉いたもの。その薄さなんと約0.5mmです。
名刺の汚れを防ぐ他、見た目もしっかりしているので名刺交換の際に手帳や財布から直接お渡しするよりも格好がつきます。
薄型なので10枚弱の名刺を入れて使っていただくのですが、量産できない活版印刷で作った名刺と相性バッチリ、かも?
プレゼントにご使用いただく際に、小さな活版印刷機で作ったお手製の名刺大メッセージカードを入れるなんてのもおしゃれですね。


全10色での展開となっており、ラインナップにはマゼンタやスカイブルーのような女性にもおすすめできるカラーも揃っています。
表面の弱粘性のプライスシールを剥がせばプレゼントとしても使いやすいですよ。

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