大阪・あべのハルカス美術館にて、特別展「北斎ー富士を超えてー」を観覧してきました。高齢とは思えない細やかな筆致に圧倒されます!

ここのところ西洋の絵画の特別展ばかり見てきたので、和が恋しくなってきていました。
そんなときに電車の中吊り広告で見かけた、この「北斎ー富士を超えてー」。
会期も折り返し地点に来た先週末、ようやく見に行くことができました。

大英博物館では約15万人があった、「北斎 ー大波の彼方へ」。日本も例外ではなく…。

日本でこの特別展が開催される前、イギリス・ロンドンにある大英博物館でも同様の展示会が開催されていたそうです。
それはもう大盛況で、行列不可避のものすごい集客だったそう。
私は金曜日の昼下がりに現地につきましたが、チケット購入でおよそ30分、そこから入場までにおよそ30分との案内が。
私はコンビニで事前にチケットを購入していたので、入場待ちの列から並び始めることができました。
なんのアトラクションなんだと思ってしまうほどの行列を耐えきると、ようやく入場です。

観覧が終わった後に撮影したのですいていますが、私が並び始めた午後3時頃はこの列の半分ほどが人で埋まっていました…。
この写真で17:30頃なので、これから観に行く方はこの時間以降をおすすめします。

60歳〜亡くなるまでの晩年期の北斎の作品たち。高齢期に描かれたと思えない繊細さと力強さを感じます。

北斎はありとあらゆるものを描き尽くそうとし、亡くなる寸前まで描くことをやめなかったそうです。
作品の横にはキャプションと共に何歳ごろの作品かが記されているのですが、当たり前ながら並ぶのは70数歳や80数歳といった数字。
自分の祖父母がちょうどその年齢にあたりますが、この歳のおじいさんがこれだけの数の精緻な作品を仕上げるだなんて、一体どれだけの精神力、体力があればそれが可能になるのでしょうか…。

展示会は全部で6部構成になっています。
動物好きの私が楽しめたのは「第3章 目に見える世界」でした。
植物と鳥を組み合わせた作品が多く、その中にはなんと文鳥もいるんです!
他、印象的だったのは、鳥のくちばし周りに生えているチクチクした細かい羽根までしっかり描きこまれている作品があったことです。
うちの文鳥でいうと、ちょうど丸で囲ってあるあたりに細かい羽根が出ています。

個人的に好きな部分なので、これがしっかり再現されているのがなんだか嬉しかったです。

俳優の三宅弘城さんが案内する音声ガイドもあります。

音声ガイドは550円。
俳優の三宅弘城さんの案内で作品を楽しむことができます。
人が多すぎて最前列でじっくり見ることが難しいため、音声ガイドと単眼鏡があると鑑賞しやすいと思います。
おすすめ単眼鏡については下の記事で紹介しています。

ミュージアムショップにはおみやげも充実


展覧会に行くときは必ず何かしらのグッズを買うようにしています。
たしかにその作品たちを観に行ったという証拠を残すためというか、記念というか、そんな感じです。
私は動物を中心にセレクトしてみました。
右から、
・冨嶽三十六景 凱風快晴
・杜鵑花・子規
・肉筆画帖
・雪中虎図
です。
どれも素晴らしいですが、特に『肉筆画帖』の蛙が「よいしょ」と足をかけているところがなんともかわいらしいです。

北斎ー海を超えてーの会期とチケット料金について。平日の混み具合は?

・会場
あべのハルカス美術館
〒545-6016
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
あべのハルカス16階

・開催期間 
2017年10月6日(金)~11月19日(日)
 前期:10月6日(金)~10月29日(日)
 後期:11月1日(水)~11月19日(日)

。チケット料金
       当日  前売・団体
一般     1,500円 1,300円
大学・高校生 1,000円 800円
中学・小学生 500円  300円

いよいよ明日から後期日程に移ります。
有名どころは全期通して展示されていますが、どちらかしか展示されていない作品もあります。
詳細はこちらより目録をご覧ください。

チケットを収集しているなどこだわりがなければ、コンビニ等で買ってから行くことがおすすめです。
また、時間は17時30分以降からならゆっくり見られますよ!