言葉を学ぶと、理解が進む。

昨日は入社式、今日は研修スタートという企業も多そうですね。

仕事でも家庭でもそうですが、
コミュニケーションは大きな課題です。
「気が利かない」という愚痴はあちらこちらで聞きますが、
意識の問題だ、というのは簡単でも
意識とはなんぞやと突き詰めていくと、
「意味がわかる」「知っている」ということでしかないのではないでしょうか。

よくわからないものは手の出しようが無いですよね。
本質的に、人は誰かと助けあって生きていくので
そうそう足を引っ張ったり無視したりはしないもので、
状況判断ができる材料が揃えば
前向きに協力できるはずなんです。

個人的に、語学学習で一番面倒なのは辞書を引く行為です。
文脈を辿ろうとしているのに、分からない単語で詰まると
そこが途切れてしまうから。
これは仕事の話でも同じです。

ビジネスの場面では、
わからない単語が出てきたら聞き返すほうが
聞かれている相手も真剣に聞こうとされていると感じるでしょう。
「それはどういう意味ですか?」と言いたくなければ、
「その○○というのは、◇◇という意味ですか?」とか
当てずっぽうでもいいから言っておくと
お互いの認識のズレを埋めることができます。

逆に、上司部下の関係で
この説明を怠る上司の下につくとキツイですね。
こっそりメモをしてあとで検索するしかないかも。

イマイチ仕事がうまく進められない時、
共通言語がわからないだけなのか、
コミュニケーションに問題があるのか、
問題を切り分けていくと意外と簡単に解決するもの。
人格否定をせず、冷静に現状把握をしていきましょう。

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株式会社ロンド工房 クリエイティブディレクター。商品の企画、製造、営業を行っている。てちょけん会長、ステラボP、K3事務局長など。