雛文鳥から成鳥へ!生後一ヶ月前後の文鳥の雛を飼ったら、こうして餌をあげましょう!

前回の記事で、無事元気な文鳥を迎えた私。

私もまだまだ文鳥初心者ですが、これから文鳥を飼おうとしている方向けに、体験談を交えてご紹介していきますね。
挿し餌を実際に作っている写真なども載せたいのですが、
それはおいおい追加していくということで・・・。

ゴムパッキン?いえいえ雛パッキンです

2015年12月末、我が家にやってきたばっかりの文鳥。
ここでは仮に「文ちゃん」と呼ぶことにします。
きたときの月齢は1ヶ月半くらいだったのですが、雛の羽毛はセピア色で、くちばしの横には白いものが見えます。
くちばしの横の白い部分はゴムパッキンに似ていることから「雛パッキン」と呼ばれることが多いようです。

親鳥に餌をもらうときに口を大きくパカっと開けるためについています。
これがまだ残っているということは、まだ赤ちゃんだというわけなのです。

我こそが育て親!「育て親」で「挿し餌」を食べさせましょう。

文鳥の主食は粟などの穀物なのですが、これを食べるには自分で殻をむかなけばなりません。
雛はまだくちばしの力が弱く自分の力では殻をむけないので、
自力で食事できるようになるまで一日数回むき粟を与えてあげる必要があります。
前回ご紹介した「育て親」という器具をもちいて喉の奥に流し込む「挿し餌」を、
雛が自分で餌を食べられるようになって「もう挿し餌はいらないよ!」と言われるまで続けます。

挿し餌の回数と時間について

・回数は、その雛の週齢によって変わってきます。
文ちゃんは生後1ヶ月半くらいにうちにやってきましたが、このくらいの成長段階だと1日2回くらいです。
それよりもっと幼い子だと1日3回、4回与えなければいけないようになってきます。
手乗り文鳥として売られている子はみんな人の手に慣れているので、挿し餌の回数を重ねなければなついてもらえないということは決してありません。
むしろ、挿し餌が終わったあとのコミュニケーションのほうが重要です。
このため、挿し餌卒業間近の文鳥が個人的にはおすすめです。
少しだけ挿し餌体験ができるし、回数も少なくていいので気が楽ですよ。

・時間は、1日2回の段階の文鳥なら朝晩あげましょう。
私は7時と18時にあげていました。
日没の時間には寝かせてあげるのがベストなので、それまでには食べさせておきたいですね。

挿し餌の作り方

1.緑色の器に中にむき粟を適量入れ、熱湯を注いで数分ふやかします。
 ふやかす時間が短くて固いままだと、育て親に詰めたときに中でがっちり固まってしまいます。
2.数分したらお湯を切り、栄養たっぷりのパウダーフードをふりかけて混ぜます。
 お湯は完全に切る必要はないです。
 若干水分を残しておいたほうがパウダーフードと混ぜやすいですし、雛に与えるときも育て親から押し出しやすくなります。

基本はこの2つです。
ふやかすために放置しているあいだに餌が冷めてしまうことがあるんですが、
そのときは湯煎するなどして温めてください。
私は育て親の器の形状上、湯煎が難しかったので、お湯を注ぎ直して温めなおしていました。
冷めていると雛が餌を食べてくれなかったり、そのう炎の原因になったりするので注意しましょう。
それと、挿し餌は作りおきせず、その都度新しいものを与えてあげてください。

*そのう:餌の一時保管庫のようなもの。ここに食べた餌を溜めておき、少しずつ胃に送り込んで消化していきます。

挿し餌の食べさせ方

1.育て親のとなりあったわっかに、人差し指、中指を通し、一番上のわっかに親指を通します。
 注射器の持ち方と同じです。
2.親指を通したわっかを引き、その状態で挿し餌をざくざくと突きます。
 すると、筒の部分に挿し餌が詰まります。
 一度の分量は1cmくらいがベストです。
3.育て親の先端を文鳥のくちばしに近づけます。
4.文鳥がパカッと口を開けるので、喉の奥まで育て親を入れます。
 あまり押しこむのは良くないですが、しっかりと入れてあげて下さい。
 そのうに餌を送り込むことが目的なので、喉の奥に送り込めないと誤嚥する危険性があります。
5.2で引いたわっかを押し込みます。すると餌が押し出され、雛が嚥下します。
6.一度の挿し餌で、だいたい4、5回与えます。
 くちばしの下にそのうがあるので、羽毛をかき分けて見てみましょう。
 ここがパンパンにふくれていたらOKです。

おなかをすかせた雛の要求鳴きはすさまじく、「チュンチュンチュンチュン!!」とまくし立てるようにアピールしてきます。
「育て親」を目撃したときは、「はよくれ!!」と言わんばかりに鳴きわめきます(笑)
けっこうやかましいのですが、この鳴き方をするのは挿し餌を卒業するときまで。
一人で餌を食べられるようになると、お腹がすいたときはいつでも自分で食べられるということなので、要求鳴きもなくなります。

「挿し餌」から「一人餌」へ。成鳥になるまであと少し!


挿し餌の卒業にかかる時間には個体差があるので、他の子とくらべて一喜一憂する必要はありません。
まったり見守ってあげて、雛が成長するのを待ちましょう。
うちの文ちゃんは1月下旬には挿し餌を卒業し、「一人餌」になりました。
おそらく生まれたのが11月中頃なので、挿し餌期間は2ヶ月半といったところでしょうか。
かいがいしくお世話できなくて寂しい一方、すくすくと育っていることを実感できて嬉しいという親心です。
文ちゃんを手に乗せているとガブガブと噛まれるのですが、そのときの噛みっぷりで日々噛む力が強まっていることを感じられます。
この頃にはパッキンはすっかりなくなり、顔立ちが大人びてきました。

くちばしの色は根本からピンク色に変わってきており、目の周りの「アイリング」というわっかもほんのり色づいてきました。
頭の羽毛には「雛換羽」の前兆が見られます。黒い点がそれです。
動物の成長ってすごく早い!
毎日しっかり観察していないと、あっという間に様変わりしてしまいますね。

というところで、一区切りです。

[list_bird]