革という素材と向き合う〜極薄のdünnだからこそみられるいろいろな表情について

革という素材と向き合う〜極薄のdünnだからこそみられるいろいろな表情について

dünnは、薄くて軽い革を使うというのがテーマのブランドです。

元来、裏地などに使われる技術を応用して、 表地に使う革を直接薄く加工しています。 「革を割る」というこの行為には 熟練の職人の技が必要になります。 そして、その過程で革に様々な表情が加わることも。 従来から存在するのシボや血筋などの他に、 刃を研ぎながら削るため発生する鉄粉や削りカスが 付着することがあります。

もちろん、作業過程でこれらは除去するのですが、 手作業ゆえに残ってしまうこともあります。 これらの事象は、革製品好きには「風合い」と取っていただけることが多いのですが、 合成皮革などに慣れている方にとっては 違和感として映ってしまうこともあります。 なので、ここまではOKとして出荷しているというものについて できるだけ多く画像でご覧いただけるようにします。

なお、使用においては問題はございません。 まずは、表面のシボや血筋など。 これは光の加減で見える、見えないがあるくらいの 安定した品質を提供できています。

次に、鉄粉や溶剤が原因と思われる黒い模様です。

また、革の厚みのブレも0.1mm単位では発生しています。

 

なお、全ての商品において 検品の上、包装する際に商品へAttentionカードを入れています。 このカードは名刺用紙を使っておりますので 名刺の出し入れや、名刺に汚れ等が付かないかの チェックも兼ねています。 これらをご理解いただきましたうえで、ぜひご検討ください。 しかしながら、なにぶん全て人の手での作業となっておりますので、 気付いた点がありましたら、遠慮なくご指摘いただけましたら幸いです。 父の日のギフトにもご紹介いただけることが増えてきました。 本格的な革製品の名刺入れでありながら、 この軽さと薄さは魅力的ですよ!