手書きのゆらぎ

先週土曜日に、スタンダードブックストアで行われた鈴木康広さんの出版記念トークショーに参加してきました。

お恥ずかしながら誘われるまで鈴木さんのことをあまり知らなかったのですが、

2時間たっぷりお話を伺って作品の映像を見て非常に楽しかったです。

発想法の話の中で印象的だったのが

「同じテーマを何回もスケッチする」ということ。

普通デッサンやスケッチは一つを書くとそれに対して修正を加えていくのに対して、

鈴木さんは何個も同じものを書いていくんだそうです。

だんだんと手が慣れていくと簡単に書けるようになってくる。

そうすると、こんなこともしちゃうとか、これを足しちゃおうとか、

そうやって手から生み出すイメージがどんどん変化していくのだそうです。

手書きだから起きるゆらぎ、というのはとても興味深いテーマです。

コピーを書くときによく「写経をしろ」と言われていたのですが、

言葉ってなかなかブレないのでイマイチしっくり来なかった記憶がありますが、

スケッチや図案であればどんどんブレていくので、

それは確かに発想法としては非常に面白いです。

今度から、同じテーマでも何回か違うスケッチを起こしてみようかな。

鈴木さんのアート作品には

そんなゆらぎから生まれたであろうものがたくさんあります。

グローブジャングルの話も面白かったのでぜひ。