京都の写真製版屋さん

コニカミノルタの紹介で訪問しました豊和写真製版さん。
http://www.y-howa-n.com/
フォトブックの納品にお伺いがてら、
社内をじっくり見学させていただきました。

このご時世、製版(印刷の前段階の版を作る作業)を主業としてやっていけているのは、
色に対する豊富なノウハウと技術力、
そしてそれを求めるハイエンドの顧客とのパイプがあってこそ。
アパレルや伝統工芸、美術館の図録など、徹底した再現へのこだわりはすごい。
日頃の自分の仕事が恥ずかしくなるくらい、
プロフェッショナルの仕事を見させてもらいました。
(こうやって考えると、図録ってほんと安い!)

逆に、自分たちには何が出来るのか。
今からこのノウハウを蓄積していくのか、
もっと違うジャンルで人を喜ばせていくのか。
そんな事を考えながら帰ってきました。

ひとりでも多くの周りの人を、あかるくしたい。
デザインを通して、あかるくわかりやすい世の中にしたい。
それって答えがグラフィックデザインである必要は無い。

ドリルを欲しがったお客様が本当にほしいのは穴だった、という話。
本当は伝票じゃなくて受発注システムがほしいのかもしれない。
本当はホームページじゃなくてカタログの方がいいのかもしれない。

全ての可能性を総動員して、
目の前の人に喜んでもらえるような仕事をしよう。
そのためには、たくさんの一流に触れなくてはいけない。

とても有意義な出会いになりました。感謝! 

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株式会社ロンド工房 クリエイティブディレクター。商品の企画、製造、営業を行っている。てちょけん会長、ステラボP、K3事務局長など。